2008.9.11-12.
第15回日本免疫毒性学会学術大会が,タワーホール船堀で開催されました。
年会長は,国立衛研の澤田純一先生!
今年度からは,日本免疫毒性学会の理事長もなさってます。
で,大槻は,事務局を仰せ付かっておりますし,例年,力を入れて参加しています。
今年度もうちから5題の演題を応募しました。
頑張って,勉強しましょう!!
開会のご挨拶の後に,年会長講演でした。
会場の様子です。
事務局は,時間との勝負で焦ってましたが,総会の後に,名誉会員推戴式が挙行されました。
今回は,大沢前理事長と,北條先生(前昭和薬科大学)のお二人が名誉会員になられました。
北條先生がご欠席で,大沢先生に賞状と副賞が手渡されました。
ちなみに,総会は,通常年会長が議長ですが,今回は澤田先生が兼任ですので,牧先生!
吉田先生(旭川)は,会計に,次期年会長で,と,大忙しです。
受付やスタッフさんのの様子です。
うちの幡山さんも学会そのものの事務局ということで,2日間,すわり続けてくれました。
感謝です。
今回は,HPなども中村先生作とか! 大活躍でお疲れ様でした。
今後,日本免疫毒性学会は,国際化に向けても進んで行きます!
その一環で,韓国Catholic University of Deagu のDr. Yong Heo 先生が,来られました。
1日目のシンポジウムは,「ナノ粒子の生体影響」で,大槻もオーガナイザーに加わりました。
座長は,国立環境研の高野先生,藤巻先生でした。
ナノの研究の難しさをいまさらの様に知らされた,というようなシンポジウムでした。
そして,しかし,重要な健康障害へのテーマであることも,認識できました。
さて,国際化はもう一方向・・・米国SOT(Society of Toxicology)のISS(Immunotoxicology Specialty
Section)との協力があります。
で,第12回くらいから(大槻が主催した2006年でも)相互交流で,講演が設けられてきています。
今回は,Mississippi State University の Prof. Pruett SB が講演されました。
座長は,香山先生でした。
アルコールとTLRとか,の関連など・・・まさに免疫毒性でしょうか? Immuno Modulation って印象も・・。
2日目には,シンポジウム2「腸管免疫とその調節」でした。
徳島文理大学香川薬学部の岩田先生 |
食品薬品安全センターの新藤先生 |
|
|
|
|
|
|
ヤクルト研究所の志田先生 |
座長は,国立衛研の手島先生と食薬安全セの金澤先生でした。 |
|
|
|
|
|
こちらにも海外からの招聘講師で,Michigan State University の PRof. Pestka JJ 先生でした。
SOT-ISSとの交流の一環です。
いろんな切り口の内容で・・・僕は腸管免疫は詳しくないですが・・・インタレストです。
さて,今回2日目の午後には,高校生が参加してました。
開催地の江戸川区の「ガッズキングダム・クリスチャンスクール」の高校の生物の担任の先生よりのご依頼で・・。
学会を知り,科学に興味を示してほいしい,ってことで,参加されました。
|
←:ポスター会場へ向かう高校生たち, |
まずは座席についた高校生諸君!:→ |
|
|
どうでしたか?
何年か先に,日本免疫毒性学会会員として誰か発表してくれるかな???
高校生諸君は,ポスターセッションでも,見ていてくれたようです。
企業展示とポスターですが・・。面白かった??
-----------------------
そして,野原先生(国立環境研)が教育講演でした・・・。
すみません,座長を大槻がしていたので,写真があまり撮れませんでした。
高校生諸君,どうでしたでしょうか?
さて,2日目最後のWSは
「医薬品の副次的免疫調節作用とアレルゲン性を考える」
という内容でした。
最初の2題は,秋田大学植木先生,産医大中野先生が,それぞれ,PPARアゴニストと喘息の話,そしてドパミンによる免疫調節の話をご講演されました。
いずれも,興味深い・・・免疫ってどこまでも広がるようですね・・・ご講演でした。
そして,後半は,LLNAの代替法についてでした。
国立衛生研の小島先生
京都大学の大森先生,旭川医大の吉田先生 がご講演されました。
川崎医科大学 衛生学もメンバーも発表しました。
ロビーの熊谷先生,前田先生,chen先生
林先生もoral デビューでした。
ポスターは熊谷先生と chen先生でした。
ポスター会場の様子です。
大槻は,総会で事務局発表をしたり,座長を務めたりでした。
一日目に会場の入口で,徳島文理大の姫野先生とばったり!また,皆,ポスター会場でも歓談!(上)
で,彼の教室の大学院生のデビュー戦とのことで!
良い発表で,頑張ってましたよ! ってことです。
さて,例年,最後に年会賞と奨励賞を表彰します。
奨励賞は,国立衛研の斎藤先生でした。
年会賞は,放影研の林先生でした。
....................................
おめでとうございます。
受賞者は,NewsLetter への報告,それに次年度も学会へ演題応募をよろしくお願いしますね!!
さて,閉会です。
今年度も非常に活発な会で,インタレストでした。
澤田年会長のご挨拶,それに次期年会長の吉田先生によるPRがあって,無事に終了しました。
|